国及び地方公共団体の公務、または公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた人を表彰する場合に、男女に共通して授与される勲章です。
瑞宝章は、明治21に制定されました。勲章のデザインは、古代の宝であった宝鏡を中心に大小16個の連珠を配して、四条や八条の光線を付し、鈕(ちゅう)には桐の花葉が用いられています。
※鈕(ちゅう)とは、章と綬の間にある飾りです。

▼瑞宝章の種類 ※画像をクリックすると拡大します。

勲章 授与・伝達式 旧制度の勲等
瑞宝大綬章

宮中において授与式を行い、天皇陛下自らが受章者に直接授与されます。 勲一等
瑞宝重光章

宮中において授与式を行い、天皇陛下臨席のもとで内閣総理大臣が受章者に手交されます。 勲二等
瑞宝中綬章

内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣に伝達し、所管大臣が適宜受章者に伝達されます。 勲三等
瑞宝小綬章

内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣に伝達し、所管大臣が適宜受章者に伝達されます。 勲四等
瑞宝双光章

内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣に伝達し、所管大臣が適宜受章者に伝達されます。 勲五等
瑞宝単光章

内閣総理大臣の命を受け、内閣府賞勲局長が所管大臣に伝達し、所管大臣が適宜受章者に伝達されます。 勲六等