天皇陛下への拝謁は、宮中のしきたりを考慮した装いが大切かと存じます。総理府の勲章等着用規程(昭和39年総理府告示16号)で、拝謁時の服装について記載があります。
女性の方は色留袖、又は色が黒以外のアフターヌーンドレス(ワンピーススタイル)がよろしいかと存じます。宮中の行事には、第一装として色留袖が用いられております。皇室において黒色は「喪」に使用しますので「黒留袖」は皇居に参内する場合はお気をつけください。男性の場合はモーニングの着用が一般的です。

●貸衣裳のご案内
色留袖は多数取り揃えていますが、一点として同じ柄はありません。衣裳選びは係の者がご一緒にお手伝いいたしますので、参内日前日までにお打ち合わせください。
※施設ご利用の場合は事前に予約が必要です。また、ご宿泊されなくてもご利用できます。

▼モーニング一式
貸衣裳の内容:上着、ベスト、ズボン、ネクタイ、ポケットチーフ、手袋、サスペンダー
用意するもの:白ワイシャツ、黒靴(紐付)、黒靴下、手拭用ハンカチ

▼色留袖
貸衣裳の内容:色留袖、長襦袢、帯、帯揚げ、帯〆
用意するもの:肌襦袢1枚、裾よけ1枚、腰紐4本、コーリンベルト1本、伊達締2本、帯板、帯枕、足袋、衿芯1本、タオル2本、末広、草履、バック
※美容室で着付に必要な小物一式を販売しております。詳しくは担当者よりご案内させていただきます。

●色留袖一例
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●美粧室(美容室・着付け)
美容室ではヘアーセット後、着付けを致しますが時間の予約が必要です。
※ご宿泊されなくてもご利用できます。